ドキュメント : Development

JavaScriptはオブジェクトが他のオブジェクトから機能等を継承する（引き継ぐ）ことが可能です。継承元のオブジェクトをプロトタイプと呼び、オブジェクトは必ずプロトタイプを持ちます。

クラスは“オブジェクトの設計書”です。クラスを使うことで同じ構成（プロパティ・メソッド等）のオブジェクトを簡単に生成できます。

クラスに生成するオブジェクトのプロパティを定義できます。プロパティ構成が同じオブジェクトを簡潔に複数生成することが可能になります。

クラスに生成するオブジェクトのメソッドを定義できます。メソッド構成が同じオブジェクトを簡潔に複数生成することが可能になります。

コンストラクタは“クラスからオブジェクトを生成する際の初期化メソッド”です。主にオブジェクトのプロパティ値を生成時に設定するために使用します。

クラスプロパティはクラスレベルのプロパティです。クラスの特有プロパティになり、クラスから生成したオブジェクトのプロパティには組み込まれません。

クラスメソッドは“クラスレベルのメソッド”です。クラスの特有メソッドのため、オブジェクトメソッドとは異なり、オブジェクトを生成しなくんてもアクセス可能です。

プライベートなプロパティ・メソッドとは“クラスまたはそのクラスのオブジェクトからのみアクセス可能なプロパティ・メソッドのこと”です。

アクセサープロパティは“値の記憶や取得時に処理を伴うオブジェクトのプロパティ”です。メソッドのように定義しますが、プロパティのように扱うことができます。

クラスの継承は“クラスが別クラスの定義を引き継ぐこと”です。継承元のクラスを『スーパークラス（親クラス）』、継承先のクラスを『サブクラス（子クラス）』と呼びます。