ドキュメント : Development

superキーワードは“スーパークラスを表すキーワード”です。クラス内で使用し、スーパークラスのメソッド等へのアクセスを実現します。また、オーバーライドしたメソッドでもsuperキーワードを使うことで、スーパークラスのメソッドを呼び出すことが可能です。

オーバーライドは“サブクラスでスーパークラスのメソッドを再定義すること”です。一般的にスーパークラスのメソッドと意味（処理目的等）は同じであるが、処理内容が異なる場合に使用します。

スコープは“変数の有効範囲”です。JavaScriptのスコープはグローバルスコープとローカルスコープに分類され、ローカルスコープは更にブロックスコープと関数スコープに分かれます。

分割代入は“配列やオブジェクトの値を分割して変数に代入すること”です。オブジェクトの値を分割は『変数名とキーの一致』や『キーを指定』する方法があります。

残余引数は“関数の引数を配列として受け取る仕組み”です。通常、関数は引数の数だけ値を受け取ることができますが、残余引数を使うことで呼び出しごとに引数の数を変えることができます。

ラッパーオブジェクトの広義の意味は“値とメソッドを持つオブジェクト”です。一般的には数値や文字列などの単純な値（プリミティブまたはリテラルな値と呼ぶ）とメソッドを持つオブジェクトのことを指します。プリミティブな値は標準でラッパーオブジェクトが用意されています。

値には変更不可な値と変更可能な値があります。変更不可を『イミュータブル』、変更可能を『ミュータブル』と呼びます。意図したプログラムを組むには、この性質を理解することが重要です。

正規表現は“文字列をパターン化して表現する記法”です。パターンに一致する文字列の検索などに使います。JavaScriptではRegExpオブジェクトやStringオブジェクトなど正規表現に関するオブジェクトやメソッドが標準で用意されています。

例外処理は“例外が発生した際の復帰処理”のことです。JavaScriptではtry-catch-finally文で例外処理を実現します。例外が発生した場合にプログラムが中断しないように例外処理を施します。

Dateオブジェクトは“日時を表現するオブジェクト”です。現在日時や年、月、日のみを取得することができます。DateオブジェクトはDateクラスから生成します。