【JavaScript】クラス / オブジェクトメソッド - 生成するオブジェクトのメソッド
JavaScriptのクラスにおけるオブジェクトメソッドについて解説します。
検証環境
クラス/オブジェクトメソッド
クラスに生成するオブジェクトのメソッドを定義できます。
メソッド構成が同じオブジェクトを簡潔に複数生成することが可能になります。
オブジェクトメソッドの定義
クラス定義のブロック内にメソッドを記述します。
基本構文
class クラス名 {
メソッド名1( 仮引数1, 仮引数2 ... ) {
// 処理........
}
メソッド名2( 仮引数1, 仮引数2 ... ) {
// 処理........
}
...
}
サンプル
class Person {
name;
age;
___ih_hl_start
info() {
console.log("My name is " + this.name);
console.log(this.age + " years old");
}
___ih_hl_end
}
定義のみでは、動作への影響はありません。
オブジェクトメソッドの呼び出し
クラスから生成したオブジェクトはクラスに定義したメソッドを所有します。
メソッドの呼び出しはクラスを使わないオブジェクトと同様にドット(.
)記法で行います。
class Person {
name;
age;
info() {
console.log("My name is " + this.name);
console.log(this.age + " years old");
}
}
let p1 = new Person();
p1.name = "TANAKA";
p1.age = 27;
___ih_hl_start
p1.info();
___ih_hl_end
let p2 = new Person();
p2.name = "SUZUKI";
p2.age = 21;
___ih_hl_start
p2.info();
___ih_hl_end
My name is TANAKA
27 years old
My name is SUZUKI
21 years old
14行目のp1.info()
と19行目のp2.info()
がメソッドの呼び出しです。
いずれも正常にメソッドの処理を実行できており、オブジェクトがクラスに定義したメソッドを所有することが確認できます。