ドキュメント : Development

インクリメント（++）は変数の値を1加算し、デクリメント（--）は変数の値を1減算する演算です。演算子は前置加算子・後置加算子・前置減算子・後置減算子があります。

配列は複数の値を記憶するデータ構造です。PHPには変数・値の型として配列型が用意されています。配列型はキー（インデックス）に対して値の記憶と取得が可能です。

連想配列はキーが文字列の配列です。使い方は通常の配列と同じですが、初期化時はキーを省略しません。また、キーが存在するかどうかはarray_key_exists関数で確認できます。

多次元配列は配列が階層的になっているデータ構造の配列です。階層数に応じて２次元配列や３次元配列と呼びます。PHPに多次元配列のための特別な仕組みはありませんので、通常の配列や連想配列を使って多次元配列を実現します。

反復処理は“同じ処理を繰り返す処理”のことです。PHPではfor文を使って反復処理を実現することができます。

foreach文は配列から値を１つずつ取り出す反復処理の構文です。正確に配列のサイズだけ処理を繰り返すことができます。

foreach文は配列から値を１つずつ取り出して処理を繰り返しますが、値のキーも合わせて取り出すことができます。連想配列などキーの名前に意味があり、取得したい場合に便利な方法です。

標準入力はプログラムで扱う値の入力元のことです。例えば、PHPで標準入力であるキーボードから値を入力するにはfgets(STDIN)を使用します。

while文は反復処理を実現する構文です。while文はfor文に比べて、変化式が存在せず、反復回数が決まっていない場合に使うことが多くあります。

do-while文は“１度は必ず繰り返し処理を実行する反復処理”の構文です。while文と似ていますが、繰り返しの継続判定を行うタイミングが異なります。