【CSS】擬似要素 - 要素部分のセレクター
CSSの擬似要素について解説します。
検証環境
擬似要素
擬似要素は“要素の特定部分を表すセレクター”です。
基本構文
::擬似要素 {
プロパティ名: プロパティ値;
}
サンプル
最初の文字を表す擬似要素はfirst-letter
です。
この擬似要素を使って具体例を示します。
<style>
___ih_hl_start
p::first-letter {
___ih_hl_end
color: red;
}
</style>
<p>CSSの正式名称はCascading Style Sheetsです。セレクターやプロパティを定義し、ブラウザ表示のレイアウトや見た目を定義します。</p>
2行目のが擬似要素を使ったセレクターです。
このセレクターは『p要素の最初の1文字目』を意味します。
テキストカラーを赤色にするスタイルを定義しており、プレビューから1文字目だけが赤色になっていることが確認できます。
代表的な擬似要素
擬似要素には様々な種類があります。
代表的な擬似要素は次の通りです。
擬似要素 | 説明 |
---|---|
before | beforeは最初の擬似的な子要素です。 |
after | afterは最後の擬似的な子要素です。 |
first-letter | first-letterは最初の文字です。 |
first-line | first-lineは最初の行です。 |
marker | markerはリストの箇条記号です。 |
placeholder | placeholderはプレイスホルダーの文字列です。 |
selection | selectionは選択したテキストです。 |
各擬似要素については、次のドキュメントをご覧ください。