【コマンドライン】リモートマシン接続 [ ssh ]

【コマンドライン】リモートマシン接続 [ ssh ]

コマンドラインでリモートマシンに接続するsshコマンドについて解説します。

検証環境

リモートマシン

リモートマシンは“ネットワークを経由して接続するコンピュータ”です。

一般的に直接操作できるコンピュータ(ローカルマシン)から、ネットワーク経由で接続して操作します。

sshコマンド

sshコマンドは“リモートマシンに接続・ログインするコマンド”です。

ログイン(認証)方法主に2つあり、パスワード認証と公開鍵認証があります。

また、ssh接続するにはリモートマシンでsshd(SSH Daemon : リモートマシンのSSHプログラム)が動作している必要があります。

基本書式

$ ssh [オプション] [ユーザー]@[リモートマシン]

オプション

主なオプションは次の通りです。

オプション 内容
-p ポート番号 ポート番号を指定
-i 公開鍵パス 公開鍵認証の利用

引数

ユーザー

ユーザーはログイン(認証)するユーザー名です。

リモートマシン

リモートマシンはリモートマシンのIPまたはドメインです。

サンプル

パスワード認証

___ih_hl_start
$ ssh guest@127.0.0.1
___ih_hl_end

パスワード認証は事前にユーザーとパスワードを設定する必要があります。

ポート指定

___ih_hl_start
$ ssh -p 12345 guest@127.0.0.1
___ih_hl_end

ポート番号はリモートマシンで開かれたSSHのポートを指定します。

公開鍵認証

___ih_hl_start
$ ssh -i public.key guest@127.0.0.1
___ih_hl_end

公開鍵認証は事前にリモートマシンで設定する必要があります。

ログアウト

SSH接続でログインしたユーザーからログアウトするにはexitコマンドを使用します。

___ih_hl_start
$ exit
___ih_hl_end

設定

SSH接続はリモートコンピュータ・ローカルコンピュータでセキュリティホールとなりやすくあります。

そのため、公開鍵認証方式への変更や接続元の制限などのセキュリティ強化を推奨します。

マニュアル

コマンドの仕様(主な処理やオプション・引数など)は環境により異なる場合がございます。

利用環境での仕様は『コマンドのマニュアルを表示する』manコマンド等で確認しましょう。