【コマンドライン】コマンドのマニュアル[ man ]
コマンドラインのコマンドにはマニュアルが用意されています。
数多くあるコマンドの詳細を全て覚えるのは難しいですが、マニュアルがあるため都度確認することが可能です。
ここではコマンドラインでマニュアルを確認するmanコマンドについてご紹介します。
※ 本記事の実行例はMacOSになります。ご利用の環境により異なる場合がございますのでご注意ください。
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manコマンド
manコマンド
manコマンドはコマンドのマニュアルを表示します。
書式
$ man [コマンド名]
引数
コマンド名
コマンド名にはマニュアルを表示したいコマンド名を入力します。
実行例
$ man ls
LS(1) General Commands Manual LS(1)
NAME
ls – list directory contents
SYNOPSIS
ls [-@ABCFGHILOPRSTUWabcdefghiklmnopqrstuvwxy1%,] [--color=when] [-D format] [file ...]
DESCRIPTION
For each operand that names a file of a type other than directory, ls displays its name as well as any requested, associated information. For each operand that names a file of type directory, ls displays the names of files contained within that
directory, as well as any requested, associated information.
........
........
........
マニュアルは複数ページに渡る場合があり、十字キー(↑↓)でスクロールすることができます。
また、マニュアル表示を終了する場合はq
を入力してください。
環境による違い
基本的なコマンドは環境(OSやバージョン)が異なっても同様に使えることがあります。
例えばMacOSやLinux系ではcdやls、catなどが共通して利用できます。
これらのコマンドは環境が違っても同じような処理を行いますが、オプションなど細かな仕様は異なることがあります。
そのため、MacOSでは使えるオプションが他のOSでは使えないということも多々あります。
環境ごとの詳細はmanコマンドを活用して確認していきましょう。
まとめ
manコマンドでコマンドのマニュアルを確認することができます。
処理の内容や使い方、オプションなどを確認するのに便利です。
コマンドの仕様は環境によって異なる場合がありますので、manコマンドを活用しましょう。