【コマンドライン】WEBファイルのダウンロード[ wget ]
コマンドラインでURLのデータをダウンロードするwgetコマンドについて解説します。
検証環境
wgetコマンド
wgetコマンドは“URLのデータをダウンロードするコマンド”です。
基本書式
$ wget [オプション] [URL]
オプション
主なオプションは次の通りです。
オプション | 内容 |
---|---|
-r | URL内のリンクも再帰的にダウンロードする |
-p | 関係ファイル(スタイルシート等)もダウンロード |
-k | ダウンロードドキュメント内のリンクをローカルリンクに変換 |
-K | ファイルを変換するとき(-k オプションなど)は、バックアップファイル(.orig)を作成 |
引数
URL
URL
はデータをダウンロードするURLです。
サンプル
ダウンロード
___ih_hl_start
$ wget https://it-hack.net
___ih_hl_end
--2024-09-02 14:09:03-- https://it-hack.net/
...省略...
`index.html' に保存中
[ <=> ] 78,481 --.-K/s 時間 0s
2024-09-02 14:09:03 (293 MB/s) - `index.html' へ保存終了 [78481]
$ ls
index.html
再帰ダウンロード
___ih_hl_start
$ wget -r https://it-hack.net
___ih_hl_end
--2024-09-02 14:10:23-- https://it-hack.net/
...省略...
...数が多いため途中で中断...
関係ファイル
___ih_hl_start
$ wget -p https://it-hack.net
___ih_hl_end
--2024-09-02 14:13:05-- https://it-hack.net/
...省略...
ローカル表示の変換
___ih_hl_start
$ wget -pkK https://it-hack.net
___ih_hl_end
--2024-09-02 14:15:11-- https://it-hack.net/
...省略...
マニュアル
コマンドの仕様(主な処理やオプション・引数など)は環境により異なる場合がございます。
利用環境での仕様は『コマンドのマニュアルを表示する』manコマンド等で確認しましょう。