【コマンドライン】実行プロセスのリアルタイム表示 [ top ]
コマンドラインで実行プロセスをリアルタイム表示するtopコマンドについて解説します。
検証環境
topコマンド
topコマンドは“実行プロセスをリアルタイム表示するコマンド”です。
基本書式
$ top [オプション]
オプション
主なオプションは次の通りです。
オプション | 内容 |
---|---|
-n 回数 | 更新回数を指定 |
-U ユーザー | ユーザーで絞り込み |
-p プロセスID | プロセスIDで絞り込み |
表示情報
topコマンドは次の情報を表示します。
名称 | 内容 |
---|---|
PID | プロセスID |
USER | 実行ユーザー |
PR | 優先度 |
NI | 相対優先度 |
VIRT | 仮想メモリ |
RES | 物理メモリ |
SHR | 共有メモリ |
S | 状態 |
%CPU | CPU使用率 |
%MEM | メモリ使用率 |
TIME+ | 実行時間 |
COMMAND | コマンド名、プログラムパス |
サンプル
※ 表示プロセスはセキュリティのため、記載しません。
ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
オプションなし
___ih_hl_start
$ top
___ih_hl_end
更新回数指定
___ih_hl_start
$ top -n 8
___ih_hl_end
ユーザー指定
___ih_hl_start
$ top -U guest
___ih_hl_end
プロセスID指定
___ih_hl_start
$ top -p 1234
___ih_hl_end
終了方法
更新回数等の終了条件を指定しない場合、topコマンドはリアルタイム情報を更新し続けます。
終了するにはq
キーを入力します。
マニュアル
コマンドの仕様(主な処理やオプション・引数など)は環境により異なる場合がございます。
利用環境での仕様は『コマンドのマニュアルを表示する』manコマンド等で確認しましょう。