【JavaScript】コールバック関数 - 別処理から呼び出される関数

【JavaScript】コールバック関数 - 別処理から呼び出される関数

JavaScriptのコールバック関数について解説します。

検証環境

コールバック関数

“別の処理から呼び出すように設定した関数”をコールバック関数と呼びます。

JavaScriptでは関数を引数に与えられる仕様を使ってコールバック関数を実現します。

サンプル

function add( a, b ) {
    return a + b;
}

function mul( a, b ) {
    return a * b;
}

___ih_hl_start
function calc( a, b, callback ) {
    let result = callback(a, b);
___ih_hl_end
    return result;
}

___ih_hl_start
let result1 = calc(3, 8, add);
___ih_hl_end
console.log(result1);

___ih_hl_start
let result2 = calc(3, 8, mul);
___ih_hl_end
console.log(result2);
11
24

add関数は2値の加算、mul関数は2値の乗算を行います。

calc関数は2値と関数を引数に取り(9行目)、引数で受け取った関数を呼び出します(10行目)。

そのため、calc関数の呼び出しにおいて、14行目ではadd関数がコールバック関数となり、同様に17行目ではmul関数がコールバック関数です。

このように別の処理(関数など)から呼び出される関数をコールバック関数と呼びます。