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【JavaScript】コメントアウト - 動作に影響しないテキスト

【JavaScript】コメントアウト - 動作に影響しないテキスト

ここでは、JavaScriptのコメントアウトをご紹介します。

検証環境

コメントアウト

コメントアウトは“プログラムの処理に影響しないテキスト”です。

ソースコードは作成者だけでなく他の人が読んでも、処理の目的や意味が明確であることが重要です。

そのため、日本語や英語などの人間の言語で説明やメモ等のテキストを記載することが望まれます。

しかし、JavaScript以外のテキストはそのまま記述するとエラーが発生するため、コメントアウトによってプログラムに影響しないようにします。

※ コメントアウトはJavaScriptに限らず他のプログラミング言語にも存在します。

コメントアウトの構文は///**/の2種類あります。

//の使い方

//の構文は1行のみをコメントアウトします。

基本構文

// テキスト

//の後に続く、テキストがコメントアウトとして扱われます。

サンプル

___ih_hl_start
// 「おはよう」を英語で出力する
___ih_hl_end
console.log("Good Morning!");
Good Morning!

1行目がコメントアウトです。

日本語のテキストですが、コメントアウトによってプログラムに影響しないため、正常に実行できます。

/**/の使い方

/**/の構文は/**/で囲んだテキストを対象とするため、複数行のコメントアウトが可能です。

基本構文

/*
    テキスト
    テキスト
    テキスト
*/

/**/で囲んだテキストがコメントアウトとして扱われます。

サンプル

___ih_hl_start
/*
「おはよう」を
英語で出力する
*/
___ih_hl_end
console.log("Good Morning!");
Good Morning!

1〜4行目がコメントアウトです。

複数行の日本語のテキストですが、コメントアウトによってプログラムに影響しないため、正常に実行できます。

コードのコメントアウト

コメントアウトは対象範囲のテキストを単なるテキストとして認識します。

そのため、コードをコメントアウトすることで、一時的に処理の対象から除外できます。

// console.log("Good Morning!");

/* console.log("Good Morning!"); */