ドキュメント : PHP

if文は“条件分岐を実現する構文”です。比較演算子や論理演算子を使った条件式の演算結果に応じて処理を分岐することができます。

elseif文は“if文の複数条件分岐を実現する構文”です。if文に続けて記述し、先に定義した条件分岐から優先的に評価・実行します。

else文は“if文（elseif文を含む）でいずれの条件分岐にも該当しない場合の分岐処理を実現する構文”です。else文はif文・elseif文の最後に記述し、１つのif文に対して、１つのみ使用可能です。

switch文は“条件分岐を実現する構文”です。一般的にはbreakを合わせて使い、“１つの変数の値に応じた分岐処理”の場合はif文よりもswitch文が適している場合があります。

プログラミングにおける三項演算子は“条件値に応じた値を返す演算子”です。条件値の真偽に応じて値を変えることができます。

インクリメント（++）は変数の値を1加算し、デクリメント（--）は変数の値を1減算する演算です。演算子は前置加算子・後置加算子・前置減算子・後置減算子があります。

配列は複数の値を記憶するデータ構造です。PHPには変数・値の型として配列型が用意されています。配列型はキー（インデックス）に対して値の記憶と取得が可能です。

連想配列はキーが文字列の配列です。使い方は通常の配列と同じですが、初期化時はキーを省略しません。また、キーが存在するかどうかはarray_key_exists関数で確認できます。

多次元配列は配列が階層的になっているデータ構造の配列です。階層数に応じて２次元配列や３次元配列と呼びます。PHPに多次元配列のための特別な仕組みはありませんので、通常の配列や連想配列を使って多次元配列を実現します。

反復処理は“同じ処理を繰り返す処理”のことです。PHPではfor文を使って反復処理を実現することができます。