【PHP】構文 - 書き方のルールと文末

【PHP】構文 - 書き方のルールと文末

プログラミング言語は日本語や英語などの自然言語と同様に構文があります。

ソースコードは構文に従って記述する必要があり、誤るとエラーが発生するので注意が必要です。

ここでは構文について解説します。

検証環境

構文

構文はプログラミング言語の記述ルールです。

人間の言語に『日本語の文末には句点(。)を付ける』や『英語の頭文字は大文字』のようなルールがあるように、プログラミング言語にも様々なルールが存在します。

日本語や英語などの自然言語は構文を間違えてもある程度は相手が理解してくれますが、プログラミング言語は構文を間違えるとコンピュータがその内容を理解できず、エラーを発生してしまいます。

そのため、しっかりと構文に従ってソースコードを記述する必要があります。

文末

『日本語の文末に句読点(。)を付ける』のと同様にPHPは文末にセミコロン(;)を付けます。

次のサンプルをご覧ください。

<?php

___ih_hl_start
echo 'Hello World!';
___ih_hl_end

?>
$ php sample.php
Hello World!

Hello World!を出力するソースコードです。

echoから始まる文は、その後に続くシングルクオート(')で括られた文字列を出力するため、このような実行結果になります。

そして、文末にはセミコロン(;)が付いています。

複数行ある場合も同様です。

<?php

___ih_hl_start
echo 'Hello World!';
___ih_hl_end

___ih_hl_start
echo 'Good Morning!';
___ih_hl_end

___ih_hl_start
echo 'Have a nice day!';
___ih_hl_end

?>
$ php sample.php
Hello World!Good Morning!Have a nice day!

セミコロンは各文がどこで終わっているかを明示します。

セミコロンがない場合、文がどこで終わっているか判別できず実行時にエラーとなってしまう場合があります。

初めはセミコロンを付け忘れやすいので注意しましょう

まとめ

プログラミング言語には構文があります。

簡単な部分ですが、1つ記述を間違えるだけで上手く動作しないことがあるので、しっかりと覚えておきましょう。