【JavaScript】while文 - 繰り返し処理（同じ処理を複数回実行する）

JavaScriptのwhile文（繰り返し処理）をご紹介します。

while文

while文は繰り返し処理の記法です。
for文と同じ役割を果たせますが、繰り返し回数が決まっていない場合に使われることが多いです。

while( 条件式 ) {
    // 処理........
}

条件式が真の間、繰り返し処理を続けます。

while文は次の順序で処理を行ないます。

Sample

let num = 1;
while( num < 30 ) {
    num *= 2;
    console.log("num = " + num);
}

Console

num = 2
num = 4
num = 8
num = 16
num = 32

『２の累乗が３０を越えるまで出力する』プログラムです。
実行結果から５回目の繰り返しで変数numの値が32になり、条件式が偽となって終了したことが分かります。

無限ループは言葉の通り、永遠と繰り返し処理を続けることです。
while文の条件式の部分を真偽値のtrueとすると、無限ループを作ることができます。

ただし、JavaScriptの無限ループは動作に障害を起こす可能性があるため、使わないことを推奨します。

無限ループのプログラムを実行すると、ブラウザのタブがフリーズすることがあります。
その場合は一度タブを終了し、新しく開きましょう。

Sample

while( true ) {
    console.log("infinite loop.");
}

Console

infinite loop.
infinite loop.
infinite loop.
........