【JavaScript】代入演算子 - 再代入と省略形

JavaScriptの代入演算子をご紹介します。

代入演算子

代入演算子は変数に値を代入（記憶）します。

いくつか種類がありますが、代表的な代入演算子は=（イコール）です。

変数 = 値;

代入演算子の左側を左オペランド、右側を右オペランドと呼びます。

=（イコール）は左オペランドの変数に右オペランドの値を記憶します。

代入演算子は変数に値を代入（記憶）します。
代入演算子の左側（左オペランドと呼ぶ）の変数に右側（右オペランドと呼ぶ）の値を代入します。

let num = 3;

console.log(num);

3

再代入

再代入は１度代入した変数に再度、値を代入することです。

let num = 3;
num = 8;

console.log(num);

8

１行目で3を代入していますが、２行目で8を再代入したため、４行目の出力でコンソールに8が表示されます。

省略形

代入演算子は=（イコール）以外にも種類があります。
先ずは次のコードをご覧ください。

let num = 3;
num = num + 8;

console.log(num);

11

２行目で左右のオペランドに変数numを使用しています。
処理は右オペランドのnum + 8の計算結果を左オペランドの変数numに記憶します。

このような、左オペランドの変数に対して演算を行ない、その結果を記憶する場合は省略形の代入演算子を使うことができます。

let num = 3;
num += 8;

console.log(num);

11

２行目がnum += 8;に変わりました。
+=が省略形の代入演算子です。

この演算子は左オペランドの変数に記憶された値に右オペランドの値を加算し、左オペランドの変数に代入します。

他の演算についても省略形の代入演算子があります。

加算代入演算子

let num = 5;
num += 4;

console.log(num);

9

減算代入演算子

let num = 5;
num -= 4;

console.log(num);

1

乗算代入演算子

let num = 5;
num *= 4;

console.log(num);

20

除算代入演算子

let num = 5;
num /= 4;

console.log(num);

1.25