【JavaScript】多次元配列 - 配列を階層的に記憶するデータ構造

【JavaScript】多次元配列 - 配列を階層的に記憶するデータ構造

JavaScriptの多次元配列をご紹介します。

多次元配列

多次元配列は配列の中に配列を記憶したデータ構造です。
階層的な配列で、2階層の配列を2次元配列、3階層の配列を3次元配列と階層数によって次元数が変わります。

基本構文

多次元配列は配列や連想配列を使い実現します。
基本的な構文や使い方は次のドキュメントをご覧ください。

サンプルコード

let fruits = [
    {
        name: "りんご",
        price: 100,
    },
    {
        name: "パイナップル",
        price: 800,
    },
    {
        name: "ぶどう",
        price: 1300,
    }
];

console.log(fruits[0]["name"] + " : " + fruits[0]["price"] + "円");

fruits[3] = {};
fruits[3]["name"] = "みかん";
fruits[3]["price"] = 80;

console.log(fruits[3]["name"] + " : " + fruits[3]["price"] + "円");
りんご : 100円
みかん : 80円

変数fruitsは2次元配列です。
値として、連想配列を記憶します。

値の取得は角括弧([])を繋げて上層の配列からアクセスします。
例えば、fruits[0]["name"]は次のように解釈します。

  • fruits : 配列fruits
  • [0] : 『配列fruitsの0番目のデータ』
  • ["name"] : 『配列fruitsの0番目のデータ=連想配列のキーがnameの値』

値の記憶も同様にアクセスできます。