【JavaScript】値 - 数値 / 文字列 / 論理値 / Null / Undefined
プログラムでは文字列や数値などの値を扱えます。
値はプログラムの中心的な存在で必要不可欠です。
ここでは、JavaScriptの値について解説します。
検証環境
値
値は文字列や数値などの“値そのもの”のことです。
例えば、とあるお店がリンゴを150円で販売している時、商品名のリンゴ
は文字列の値、値段の150
は数値です。
また、値は別名でリテラルとも呼ぶことがあります。
種類
代表的な値は次の5つです。
種類 | 概要 | 例 |
---|---|---|
数値 | 整数や浮動小数点数などの値 | 8 / 3.14 |
文字列 | 単一文字を複数繋げた値 | "Hello World" |
論理値 | 真偽を表す値 | true / false |
Null | 空を意味する値 | null |
Undefined | 未定義 | undefined |
この他にも長整数やシンボルなどがあります
数値
数値は“整数や浮動小数点数などの値”です。
整数は小数点数がない値、浮動小数点数は小数点数以下がある値(厳密には異なる)になります。
console.log(8);
console.log(3.14);
8
3.14
文字列
文字列は“1文字1文字を繋げた文字の羅列”です。
文字列はシングルクォートまたはダブルクォートで括り表現します。
console.log('Hello World');
console.log("ITHACK");
Hello World
ITHACK
論理値
論理値は“真偽を表す値”です。
値は正しいことを意味する『真』と正しくないことを意味する『偽』の2種類あります。
ソースコードでは真はtrue
、偽はfalse
で記述します。
console.log(true);
console.log(false);
true
false
Null
Nullは“値が空であることを意味する値”です。
ソースコードでnull
で値を記述します。
console.log(null);
null
Undefined
Undefinedは“値が未定義であることを意味します。”
ソースコードでundefined
で記述します。
console.log(undefined);
undefined