【RDB】リレーショナルデータベース - 表形式のデータベース

【RDB】リレーショナルデータベース - 表形式のデータベース

リレーショナルデータベースはアプリケーションやWEBサイト等に幅広く利用されるデータベースの1つです。

ここでは、リレーショナルデータベースについて解説します。

リレーショナルデータベース

リレーショナルデータベース(Relational Database)はデータベースの種類の1つです。

『RDB』と略称され、“表形式のデータベース”になります。

表同士の関連性によってデータに繋がりを持たせることが可能です。

特徴

RDBの主な特徴は3つあります。

1. 表形式

RDBは表形式のデータベースです。

Excelやスプレッドシートの表のように列と行があります。

表形式のデータ構造

2. データの一貫性

1つのデータベースで複数の表を扱うことができます。

使用者が上手く設計することで、データの重複や不整合の発生を防ぐことが可能です。

複数のテーブル

3. 表同士の関係性

表同士の関係性を定義することで、関連するデータを繋げることができます。

テーブルのリレーション

構造と用語

RDBの基本的な構造と用語は以下の通りです。

テーブル

テーブルは“データを格納する箱”のことです。

イメージ的には“表そのもの”で、RDBは複数のテーブルを持つことができます。

RDBとテーブル

カラム

カラムは“テーブルに格納するデータの名前”のことです。

表で例えると『列名』の部分になります。

RDBとカラム

また、カラムは別名で『属性』や『コラム』と呼ばれることがあります。

レコード

レコードは“テーブルのデータ”のことです。

表で例えると『行』の部分になります。

RDBとレコード

通常、テーブルへのデータ追加はレコード単位で行います。

フィールド

フィールドは“最小単位のデータ”のことです。

表で例えると『セル』の部分になります。

RDBとフィールド

表のセル結合のように複数列や複数行に対応するセルは存在せず、カラムに対して必ず1つの値があります。

リレーション

リレーションは“テーブルの関連”のことです。

通常、1個以上のテーブルに対して、任意の2つのカラムを使い、リレーションを定義します。

RDBとリレーション