今回はキーボードの消音化を目指そうという記事です。私は現在HHKBとFILCOの茶軸キーボード2台を所有しています。メインで使っているHHKBは静電容量無接点方式という方式を採用しているのでメカニカル程うるさくないのですが、それでもタイピング音は気になるものです。さて、今回は俗に言うOリングを使用して消音化をしてみたいと思います。
以前HHKBについての記事も書いたのでそちらも一緒に御覧ください。
目次
キーボードとOリング
今回消音化を目指すのはこの2台のキーボードです。
Happy Hacking Keyboard Pro2
PFUのHappy Hacking Keyboard通称HHKBだ。モデルはProfessional2 US配列
静電容量無接点方式を採用している高級キーボードと言えるだろう。HHKB独自の特殊な配列をしておりプログラマやハッカー御用達のキーボードに仕上がっている。本体が非常に軽量で持ち運びが簡単なこともメリットだろう。
FILCO Majestouch2 茶軸
ダイアテックのFILCO Majestouch2キーボード。フルサイズJIS配列 茶軸モデル
メカニカルキーボードとして非常に有名なキーボードだろう。メカニカルはゲーマなどに非常に人気があり様々な軸があることも特徴の一つだ。軸によって打鍵感が大きく変わり自分好みの打鍵感を追求することが出来る。茶軸は中間的な軸であり良くも悪くも普通である。
静音化リング
今回はAmazonで人気の高いサイズのOringを使用しました。
Oリングを付けたキーボード
HHKB
HHKBにOリングを装着していきます。私のHHKBは無刻印モデルなので適当に外してしまうと戻す時すごく時間がかかってしまいました(笑)
HHKBにOリングを装着した感想ですがストロークが短くはなるのですがMajestouchと比べるとそれほど違和感はありません。以下の画像はキートップの高さを比較した画像です。このようにして比較するとかなり高さが違うように見えますがタイピングには問題ありませんでした。
Majestouch2
キートップを丁寧に外し、軸にあたる部分にOリングをハメていきます。
Oリングを付けると確実に静音効果を見込めますが、打鍵感が変わってしまう恐れがあります。Majestouch2では正直これを大きく感じました。キーストロークが非常に小さくなってしまいその結果、弱いタッチでキーが反応するのでミスタイプが増えるという問題が….
ただし、この問題に関してはそれの人のタイピングの特徴によって変わってくると思います。私は結構しっかりタイピングするタイプなので合いませんでしたが、軽いタッチでタイピングしたい人にとっては悪くないと思います。
左のキーがノーマル、右のキーがOリングを付けた状態です。パッとみあまり変わらいように見えますがタイピングしてみるとそれなりにストロークが短くなったことを感じます。
打鍵音比較
FILCO Majestouch2 タイピング音比較
やはりメカニカルキーボードに対してはORingは大きな力を発揮します。メカニカル特徴のカチャカチャと言った高い音が軽減され静音化に成功しています。しかしキーストロークが短くなることでタイピングの感覚に違和感を感じます。正直慣れれば問題ありませんが、メカニカルのタイピング感覚が気に入っている人には微妙な選択肢かもしれません。
HHKB タイピング音比較
HHKBにOringを装着した感想ですが、これに関しては非常によかったというのが正直な感想です!HHKBは元々「コトコト」というタイピング音で心地の良い音なのですがOringを装着することによってプラスチックのカチャカチャとした高い音が軽減され、さらに低い「コトコト」とした音に近づいたと感じました。更にタイピングの感覚も装着前とあまり変わらず打ちやすかったのでHHKBで静音化を求める人はOringを装着することをオススメします!