Samsung新規格UFSを採用した超高速メモリーカードを発表!その速度はSSD並

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米国時間7/7にSamsungはメモリーの新規格UFS(Universal Flash Storage)を採用した新型メモリーを発表した。これまでにGalaxy S6の内部メモリなどUFS2.0規格の内蔵メモリーは製品化されていたが、外部ストレージとして発表されたのは世界初のことである。

UFSはこれまでに使用されていたeMMCと比べ非常に高いデータ転送速度を誇る。

シーケンシャルリード530MB/s,シーケンシャルライト170MB/sと現在のMicroSDと比較にならない速度が出るという。読み込み速度に関しては現在のSSD並の速度に達しており、UFSがどれだけ高速なのかが分かって頂けると思う。Samsungによれば、典型的な Micro SDとの性能比はシーケンシャルリードが5倍、シーケンシャルリードが2倍になるそうだ。

先日発表された、世界最速を謳うMicroSDカード「SanDisk Extreme PRO microSDXC UHS-II card」はシーケンシャルリード275MB/sであり、世界最速のMicroSDにも圧勝している。

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メモリ容量は32,64,128,256GBの4モデルが用意されている。

発売時期や値段は公表されなかったものの、このメモリが発表されれば、現在のMicroSDは駆逐されていくような気がする。

また、現在注目され始めたVR映像や4K動画などの再生で力を発揮してくれることだろう。

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UFSとは?

今回、発表されたUFS規格の外部メモリには幾つかの特徴がある。

転送速度が高速

これまでにスマートフォンや外部ストレージとして使用されていたNANDフラッシュメモリはeMMCやSSDであった。eMMCはフラッシュメモリとコントローラを一つにしたモジュールであり、低電力な設計でスマートフォンなどのメモリとして主に使用されてきた。

しかし、容量や転送速度はそれほど高くない。

これに比べてUFSはシーケンシャルリード530MB/s,シーケンシャルライト170MB/sと転送速度がSSD並なのだ。

全二重通信

eMMCは半二重通信の為、読み込み又は書き込みのいずれしか行えなかった。それに対してUFSは全二重通信なので読み書きが同時に行える。結果として性能の向上を図れるのだ。

間違えそうなUHS

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MicroSDにはスピードクラスというものが存在する。SDスピードクラスとその上のUHSスピードクラスがあり、これは書き込み・読み込みの最低保証速度を知るための目安だ。

クラスごとの速度は以下の通りである。

 スピードクラス最低保証速度
SDスピードクラスClass22MB/sec
Class44MB/sec
Class66MB/sec
Class1010MB/sec
UHSスピードクラスUHS Speed Class110MB/sec
UHS Speed Class330MB/sec

UHSはMicroSDでの速さのクラス、UFSはメモリの新規格なので混合しないように覚えて欲しい。

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